2年前の、俺は中学3年だった時の藍にあった過去。
この過去は本人の藍と俺達家族、そして龍さんと捺さんだけだ。
今は、仕事の依頼で違う町に居るが、俺、博人、藍、秋にはもう一人兄がいる。
その名が "葵"だ。
葵兄は唯一藍が暴走したり、感情を抑えられなくなった時に落ち着かせられる人物だ。
2年前も葵兄のおかげで、今笑ってる藍がいる。
だが、今藍は鳳凰の奴らにこの事がバレてしまい、感情が抑えられずひたすら敵を倒している。

この感情がコントロールできなくなった理由は、ある人物からの裏切りである。
その人物の名は"一ノ瀬新"。
こいつ、新は藍の元カレである。
藍は初めから人を信用しない。
だが、そんなところに現れたのが新だ。
藍はしつこく話しかけてくる新がウザいと感じていた。
だが、日に日に新の優しさに気付き1年後.2人は付き合う事になった。
俺達は嬉しかった。
人を信用しない藍が他人に興味を持ち、付き合い始めたのだから。
だが、そんな幸せは長くは続かなかったんだ。
藍と新は夜にデートをした帰りだった。
突然妖が新を捕まえた。
そんな藍は新を助けようと力を使ってしまった。
藍『新大丈夫⁈』
心配で新に駆け寄ったあ藍。
だが、新が顔をあげれば藍の事を軽蔑した目でみていた。