俺達が見たのは、藍とそのお兄さんと弟の姿だった。

蓮『お前達なんで、そんな服来て学校にいるんだ?』
嶺『さっきのなに?』

藍『あーれ?見られちゃったんだ。』
と冷たい目と口調で、でも何処か寂しげに藍が話して来た。
郁『さっきのなに?僕達、まったく状況がつかめないんだけど。』
藍『知りたい?』
悠『あぁ』
藍『じゃぁ、その場から離れないでね。
…氷結界
まだ、仕事終わってないから終わるまでそこにいて。』
博人『狐火! 』
秋『風龍』
博臣『水壁』
それぞれがそういうと。
俺達の周りに氷の壁ができ、それを囲むように水がかぶさって、その周りを、炎が風にのって、壁の周りをぐるぐる回っていた。


いったいこいつらは 何者なんだ?