中学3年生の春。
新しいクラスの前に立ち、友達と座席表に書いてある自分の名前を探す。
「あ!あたしみーつけた! 茉里亜は?」
この子の名前は石川実紅(イシカワ ミク)
2年生の時クラスが同じでいつも一緒にいた子だ。
「んー…あ!あったー! えっ…」
その時私のななめ前の席に書いてある名前を見てドキっとしたのを今でも覚えてる。
3-4 10番 白崎大我(シラサキ タイガ)
3-4 60番 鈴木茉里亜(スズキ マリア)
名字が「し」と「す」から始まる私達は一番初めの席が近かったよね。
1年生の時、家が近いことを理由に一回だけ一緒に帰ったことあるよね。
でもそれ以来、私達が話すことも、一緒に帰ることもなかった。
そして3年生になり同じクラス。席も近い。
これをきっかけに私と大我は仲良くなったんだ。
新しいクラスの前に立ち、友達と座席表に書いてある自分の名前を探す。
「あ!あたしみーつけた! 茉里亜は?」
この子の名前は石川実紅(イシカワ ミク)
2年生の時クラスが同じでいつも一緒にいた子だ。
「んー…あ!あったー! えっ…」
その時私のななめ前の席に書いてある名前を見てドキっとしたのを今でも覚えてる。
3-4 10番 白崎大我(シラサキ タイガ)
3-4 60番 鈴木茉里亜(スズキ マリア)
名字が「し」と「す」から始まる私達は一番初めの席が近かったよね。
1年生の時、家が近いことを理由に一回だけ一緒に帰ったことあるよね。
でもそれ以来、私達が話すことも、一緒に帰ることもなかった。
そして3年生になり同じクラス。席も近い。
これをきっかけに私と大我は仲良くなったんだ。