次の日、教室でいつも通りにしようと してたけど、やっぱり美織と、里香には、 私の異変に気づかれてしまった。 「ねぇ。彩未?」 「ん?」 「なんかあった??」 里香が優しく聞いてきた。 「え、別に何もないよ??」 「彩未ー私たちに隠し事はなしでしょ?」 「う、うん。」 「あやみんどしたのー?悩みごとあるなら美織も聞くよ?」 二人の優しい問いかけに私は耐えきれずに涙が出た。