朝早いので、すれ違う人はあまりいない。 あまり誰ともすれ違わずに、桜の下についた。 桜の下には、先約がいた。 「…さくら…?」 黒くてサラサラした髪が、風に揺れている。 散りゆく桜と共に風に舞い、綺麗だ。 急いで、駆け寄る。 駆け寄ってる途中で、ハッと気づく。 初めましてから、もう一度。 走る速度を緩めて、ゆっくりと近づいた。