桜の約束





私…あなたのこと、ちゃんと私の感情で好きと言えるのかな。



わかんなかった。



わからなかった。



悩んでいても仕方なかった。



立ち上がって、お母さんに会わないようにして家を出た。



向かったのは、十夜の家。



「十夜」



今は、1人でいたくないの。



なんでもいいから、記憶を教えてよ。



私の記憶を。