桜の約束





「ありがとう…!」



花が咲く様な笑顔だった。


うん、花が咲くような笑顔は桜のためにあるもんだと思う。



俺的にも満足です。



「どういたしまして。さ、次はどこへ行こう?」



本当に嬉しそうにする桜に満足しながら、雑貨屋を出て面白そうな店を探す。



「…ねぇ、付けてもいい?」



店員が綺麗に入れてくれた袋を持って、開けようとしている。



「ん?うん」



そんなに喜んでくれるなら良かった、と許可を出す。



「見て見て!」



「うん。かわいいよ」



得意げに見せびらかす桜も、桜の手で光る指輪も。



「次はね、私守といろいろ回りたいなぁ」


「そうだな」



どこ、と行き先を決めずにぶらぶらするのもいいかもしれない。



ウィンドーショッピング、ってやつか。



ということで、桜としばらく歩いた。