桜の約束




桜達の教室に到着し、教室の外から桜達を探す。



別のクラスに来るのは、地味に緊張。



桜達は、教室の真ん中らへんの席だった。



「おー、守、十夜、こっちこっちー」



亜美が、席に座ったままの状態で手を上下させて俺たちを手招きする。



その手招きに応じて、教室内に入った。



桜達のクラスは昼時教室がガランとしているようで、桜達を含めて10人ほどしか人がいない。



「人少ないねぇ」



俺の思ったことを、十夜が呟いた。



「あー、それはね。
食堂に行く人と、別の教室行く人が多いからだよー」



亜美が、弁当箱を開けながら答えてくれた。



なるほど。



俺たちのクラスは仲がいいと言うか、皆あまり移動せずに食べている。



「あ、空いてる席使いなよ」



「お、さんきゅ」



人が少ないから、机も結構空いている。



近くの席を2つ確保して、俺と十夜で座った。