『ううん!色々してくれたよ!
本当に、嬉しいの。
ありがとう!』



母さんとは違う、温かみのあるありがとう。



携帯をぎゅっと握って、ゆっくり息を吐いた。



ぎゅっと握った拍子にミシッと音が出た気がするけど気のせいで片付けた。



握力は強い方である。



『じゃあ…どういたしまして』



何度か送信ボタンとキャンセルのボタンを行き来させてから、送信ボタンを押した。



それから、布団に入ってゴロゴロしてる間に眠ってしまっていた。