知らないうちに私は変わってた。 変わりたい。 そう願った時から、もう時は動いていた。 「……すばるの願いごとはなに?」 「俺?俺もダメだよ。なさすぎて困る」 「……じゃあ、すてきな願いごとが見つかる呪文教えてあげよっか」 「願いごとが見つかる呪文?」 すばるが首をかしげて、新聞に向けていた視線を私に移す。