私の名前は全然小さくなんてなかった。 とても暖かくて、温かい名前だった。 「小春の由来は、小春日和のようにあったかい心の持ち主になってほしくてつけたのよ」 お母さんの言葉にじわりと涙が頬に流れる。 悲しい涙でも、うれしい涙でもない。 自分でもよくわからない涙。