いつかきっと



私は自慢気にくすっと笑った。


お母さんと、こんな普通の親子みたいな会話をするの、何年ぶりだろう?


何年ぶり、は言い過ぎかもしれないけど、
本当にひさしぶり。



ただでさえ、あまりしゃべらないのに、たまにしゃべることは、勉強や習い事のことばっかりだったもん。




「今の小春、ちょうどお姉ちゃんと同じくらいじゃない?」