「サクラもな」



「ふふっ…そうね…」





変わってなるものか。




サクラは全て俺のもの。





誰にも渡さない。





俺だってそう。サクラのもの。





俺らは分かりあってるんだ。




何もかも愛してるんだ。






「サクラ…俺と結婚してよ」




「どうしてそんな事言うの?」



あぁ…去年と全く一緒だ。









この表情、さっき交わした会話…。




全て全部あの頃と一緒だ…。