「お兄ちゃん…」
「千尋こっちおいで」
ガタガタ震えている私を抱え兄の部屋へ連れられた。

お母さんは死んじゃったの…?
「千尋大丈夫か?」
ガタガタ震える私に声を掛ける。

_でも、そんな言葉耳に入らなかった


お葬式。お父さんは出席しなかった。
「自分の妻の葬式にもでないの?」
「駄目な人間ね」
「誰が結城くんと千尋ちゃん預かるの?」

今、ここでする話しなのだろうか…?
「私嫌よあの子たちと関わりたくない」


「特に千尋ちゃんの方…」


ミンナミンナ信ジラレナイ