それでも、会場の人たちは拍手をしてくれたので安心した。うぅ、優しい人ばかりでよかったぁ… (泣)



「はい、では紹介が終わりましたので、これからはディナーとなります。テーブルは移動しても構いません。たくさんの方々との歓談をお楽しみください〜!」



司会者のパチンという指の音の合図で、消えていた照明が順番についていく。パーティー会場には賑やかな話し声が取り戻っていった。