声とか体格とか、全然違うから気づかなかった。あの頃とは違って、男の人って感じ。でも、顔とか雰囲気とか、優しいのは変わってなくてちょっとうれしい!
わたしはもう一度りっくんのほうを見ると、りっくんもわたしに気づいたようで、またにっこりとしてくれた。それが嬉しくて、少し照れながら微笑む。
ふふっ。懐かしい。あの頃となんも変わらない。
「ちょっと鈴香、次あんたの番よ?にやけてる場合じゃないでしょ」
「へっ?!」
司会者が困ったようにわたしの前にマイクを差し出している。
うわあっ!そうだ!紹介の途中だったんだ!
慌ててマイクを持つ。
「え、えーと…た、立花鈴香です!よ、宜しくお願いしまっ、すす…!」
なんだか腰が抜けたような挨拶だ。しかも最後噛んじゃったよ。恥ずかしすぎる。消えたい。(泣)
わたしはもう一度りっくんのほうを見ると、りっくんもわたしに気づいたようで、またにっこりとしてくれた。それが嬉しくて、少し照れながら微笑む。
ふふっ。懐かしい。あの頃となんも変わらない。
「ちょっと鈴香、次あんたの番よ?にやけてる場合じゃないでしょ」
「へっ?!」
司会者が困ったようにわたしの前にマイクを差し出している。
うわあっ!そうだ!紹介の途中だったんだ!
慌ててマイクを持つ。
「え、えーと…た、立花鈴香です!よ、宜しくお願いしまっ、すす…!」
なんだか腰が抜けたような挨拶だ。しかも最後噛んじゃったよ。恥ずかしすぎる。消えたい。(泣)
