真っ赤な顔を見られないように、下を向きながら必死の抵抗で叫ぶ。
「名前」
「 ――― へ…？」
桐島くんは小さく呟いた。
「名前…ですか？」
「そう、名前。これからは俺のこと希輝って呼べ。それといい加減敬語やめろ。ウザイから」
へっ？！うざかったの？！
でも確かに同い年なのにずっと敬語だったな。桐島くん迫力あるから何故か敬語になっちゃうんだよなぁ…
でも名前で呼ぶ必要なくない？苗字でいいじゃん。
「別に名前じゃなくてもいいんじゃ…」
「あ？なんか言った？」
「名前」
「 ――― へ…？」
桐島くんは小さく呟いた。
「名前…ですか？」
「そう、名前。これからは俺のこと希輝って呼べ。それといい加減敬語やめろ。ウザイから」
へっ？！うざかったの？！
でも確かに同い年なのにずっと敬語だったな。桐島くん迫力あるから何故か敬語になっちゃうんだよなぁ…
でも名前で呼ぶ必要なくない？苗字でいいじゃん。
「別に名前じゃなくてもいいんじゃ…」
「あ？なんか言った？」
