王子様の召使い?!

昨日みたいにまたキスされるのかと思うと、怖くてたまらなくなった。ギュッと目をつむる。



「フッ」



いま鼻で笑ったっ?!笑ったよね?!



目を開けると、桐島くんは案の定悪魔みたいなやな顔をしていた。



「キスするとでも思った?」



う、うぅ…なんでそういうこと言うの…



わたしは急に恥ずかしくなって、顔がどんどん赤くなっていく。



ダメだよわたしっ…!こんなんじゃキスされると思ってたことバレバレじゃん!なんで赤くなるのっ!(もうバレれる)



「まあ、続きは屋敷についてから。あと、お仕置きもしないとな」



へ…?続き?お仕置き?