校長先生をなんとか説得し水澤先生のクビはなくなった


けど先生は他の学校に転勤することになった


私たちは校長室を出た


「待って!」


先生が私の名前を呼んだ


「ごめんなさい… 先生…」


私は振り向いた


多分泣いているだろう


「相沢さんは何も悪くない それに一方的な想いって…」


私は決意した


ここで告白して最後のお別れよしようと


「好きだったんだ 私先生のこと…」


一つ一つ丁寧に私は言葉を発した


先生はキョトンとしている


「でも付き合うとかそんなの望んでない 先生は私にとってかけがえのない存在だから」


涙をこらえながら必死に想いをぶつけた


「今までありがとう もう会わないから さようなら…」


私はそう言い逃げるように走り出した








ハッ


また夢…


一番思い出したくない記憶だよ…


私は学校に向かった