永遠のヒーロー

「相沢とお前がくっついたら面白いのにな」


俺は水澤先生を見た


「な、何言ってるだ そんなバカなこと」


顔真っ赤じゃんか


「でも相沢は好きって言ってくれたんだろ?」


「そんなの2年も前の話だよ 今じゃ変わってるって」


そう言いながらも寂しい顔をする先生


やっぱり先生は相沢のこと…


「先生相沢のこと好きだったの?」


俺はあえて過去形で聞いてみた


水澤先生は少し考えて


「どうだろう… でも僕は相沢さんが…」








バタン


「み、水澤先生!」


水澤先生がいきなり倒れた


「水澤先生! 水澤先生!」


俺は何度も体をゆすったが反応がない


パニックになりながらも俺は先生の名前を呼び続けた