永遠のヒーロー

「会いに来たんだろう? 先生に」


工藤先生が隣に座った


「まぁ… そうだけど…」


自分でもわからない


私は先生のこと諦めたのかな?


「卒業してから1回も顔見せなかったもんな それも水澤先生が原因か?」


「だって会ったらまた好きって思うじゃん!」


本当は会いたくて仕方なかったんだ


「じゃあ何で今さら会いに来たんだよ 諦めがついたからか?」


「それは違う 雅紀が今頃になって急に先生の話しだすから…」


そして私は続けた


「あと病院におばあちゃんのお見舞いに行ったら会ったんだ… 先生に…」


色んなことが積み重なって今ここにいる


これは試練なのかな?


「病院か… それで心配になって来たのか」


「うん…」


「先生とは話したのか?」


「話したよ 正直すごく楽しかった あの頃に戻った気分だったんだ…」


先生が何で病院にいたのか知りたいのもあったけど


先生ともう一度話したいって思ったんだ