「で、話って何?」


私は放課後雅紀を呼び出した


「あのね… 先生に会ったんだ…」


「えっ、ど、どこで!?」


雅紀は私の肩を揺らした


なんでこんなに必死なの?


「病院… てか、痛い!」


私は雅紀から離れた


「わ、わりい 何で病院なんだよ」


「私はおばあちゃんのお見舞いに行って… あれ…? なんで先生が病院に…」


今思えば何で病院にいたんだろう


あの時間帯ならまだ学校があるはず


「おかしくねーか」


雅紀が怪しい顔をした


「私中学に行ってくる!」


そう言い私は学校を出た