永遠のヒーロー

「あっ、またいる」


声が聞こえ私の隣に人が座った


ふと見るとベンチに腰を掛けたのは雅紀だった


「何よ…」


「また悩み事か?」


私は下を向いた


「よし! 行くぞ!」


雅紀はいきなり私の腕をつかんだ


「ちょっと! どこ行くの!?」


「いいから 黙ってついてこい!」


一体何なの…?


私は抵抗することが出来ず黙ってついていった