涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜





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どうして…


「怜ッッ!!!!」

「鞠、落ち着くんだ。
おち…「落ち着けるわけない!!
怜君は私の彼氏なんだよ!?
私をかばって…っ、事故にあったんだよ!?」


どうして、
あたしと秋山君は
消毒液のツンとした
匂いのする病院に


「鞠…」

「無理、だよ…っ、」


いなくならないで、と
震えながら
力なく崩れ落ちる
鞠さんと
集中治療室の中にいる
気まずい怜といるんだろう。