小刻みに震える手が、ワイシャツからはなれる。 「怜。 受験生なんだから、お勉強しないと」 そうやって距離をおいて。 なるべくなら、関わらないようにして。 そして… 「ね?」 君を忘れたい、と。 そう心から思った。 「っ…うん。」