涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜




「れ、いを…?」

「そ。」

「どうするって…」




誰が怜を好きであろうと。

怜が誰を好きになろうと。

あたしが口を出す問題じゃない。




「どうも…しないよ。」



苦しいわけじゃない。

悲しいわけでもない。



ただ…

ほんの少しだけ、寂しい、だけ。




「恋愛は人の自由だよ」

「…夏希の答え?」

「え?」

「それが夏希の答え?」



睨むわけではなく、ただジッと見据えられてしまうと、なぜだか胸がざわついた。