涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜






「ほら、帰るぞ」

「や、だから、足…」

「おんぶ、してやる。」

「はぁ!?!?」



ほら。と突然あたしの目の前にしゃがみこんだ智尋は、早くしろよ、と言わんばかりな態度。




…さっきまで追いかけてたんですけど、あなたのこと。