「ち…っ、」 「都合良く名前よぶな、ばーか。」 「つご、っ」 都合良くなんかじゃない、と言い返そうと顔を上げた瞬間 「~っ!!」 優しい穏やかな目であたしを見ていて。 こっちが照れてしまうほど、優しさを孕むその視線につい目線をそらした。