涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜




…追いかけ、なくちゃ。



智尋の顔。というか、右頬。

赤く腫れてた。


…また、女の人、かな。



キュッと胸が痛むのを感じながら、



「智尋待って!!」



足を必死に動かす。

相手は男。

あたしは女。

そんなに運動神経もいい方じゃないし、智尋は運動神経いいし。

追いつけない、だろうけど。

けど、だからといって諦めたくはなかった。