涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜




「想ってくれて、ありがとう」



パッと腕を目元から離し、あたしの方を見た怜の瞳には、確かに期待があった。



「だけど、ごめんね。」



ありがとう。

ごめんね。

その2つを何度言ってもきっと足らない。





「叶わなくても。
届かなくても。
それでも…」