「…着替えよ。」 ゆっくりとベッドから降りて、制服に手を掛ける。 緩々とワイシャツとスカートを履いて、髪の毛はアイロンをした。 …もうきっと、秋山君とは話せない。 そうなることを予想してなかったわけではない、けれど。 …そうなってみると、やっぱり辛いものがある。 「はあ…」 ご飯を食べる気力もなく、そのまま学校へ向かった。