綺麗にルーズリーフに書く。 なるべく見やすく、分かりやすく。 「…んー、ここは…」 こうした方がいいよね、と小さく独り言をこぼしながら、ルーズリーフの上、手を動かす。 そんなことを数十分やっていると、 ーーギュ…、 ふわりとあたしを抱きしめるその腕の温かさをあたしは知っていた。 ふわりと香るその匂いも知っている。