恋のカタチ

「……えっ!!????」

今まで下を向いていた顔を上げてみると、さっきまで寝ていたはずの大道寺が私の目の前にいた。

『だから、そこ代入してから計算するの』

「…えっ、あ!うん!!」


―カリカリ、カリカリ、







それから20分ぐらい、1問1問を大道寺は分かりやすく教えてくれ、物分かりの悪い私に呆れるけとなく、優しい教えてくれた。