―夢を見た。


―大きなブラックホール
みたいなのに、
吸い込まれそうになる夢。


―俺は…、必死に誰かの名前を呼んでいて、でもなんて言ってたのかが分からなくて

吸い込まれそうになる恐怖から逃げるので精一杯で、


吸い込まれた瞬間、
恐ろしいくらいの絶望感に
俺自身が
壊れそうになってしまう…