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―ふゎぁぁ~

(…今、何時目だ……?)

茶兎は、手元に置いておいた時計で時刻を確認した。

―ここは教室とは反対側にある校舎の裏側。

そして、茶兎のサボり場である。ここは茶兎が中学に入って間もなくしたころ、たまたまみつけた穴場で、茶兎はよくここへ来て授業をサボっている。


「………4時間目の途中か。(ウ゛ゥ~ン)腹も減ったことだし、そろそろ教室にもどるかな…。」

―よっと、

茶兎は目覚めたばかりの
体をだるそうに
動かし始めた。