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ゆっくりと穏やかに時間は流れていった。

大道寺と心は、静かに腕を下ろし、お互いから体を離した。



〇心said〇

私は、名残惜しそうに大道寺から離れた。
まだ大道寺の暖かみが私に残っている……

――アハ…ツ、

私…変態みたい……

私は自分が面白くて、少し笑ってしまった。

まだ心臓がドキドキいってる

けっこう響くなぁ…

そんなことを思いながら、
私は胸に手をあてた。

大道寺にまで聞こえなきゃいいけど…

やっぱり聞こえちゃったら
恥ずかしいもんね、