恋のカタチ


「じゃあ終わりだね!」

彼女ら集団がいっせいに私を囲んだ。

ギラギラした目だった。

やることに罪悪感なんてこれっぽっちもない様子で、じりじりと私に近づいてきた。

「じゃあ、この場で消えてもらうよ。

――さよなら」

最後の一言を言った瞬間、彼女が私めがけてバットを振り下ろしてきた…―――

私はギュッと目をつぶった。

――――――――っ!!

殴られるっ!!
















『―心ーーー!!!!!!!!!』



―――――――――えっ?