恋のカタチ


「そうなの。始めは気づかなかったんだけど、よく見ると、うっすく書いてあったんだ!」

全然気づかなかった……

てか…、

「……1年生が私に?なんの用だろう…」
「これは告白で決まりでしょ☆☆!!」

愛美は机に体を乗り出し顔を近づけてきた。

まだ言ってる……ιι

「もぉ~そんなわけないでしょ!じゃあ行ってくるね!」

「ごゆっくりぃ~~♪」

私は愛美に背を向け、教室から出て行った。



目的地の体育館裏を目指して…――