『なら…、いいけど…』
大道寺はなんとも言えない表情で私を見ていた。
そんな目で見ないでよ…
「てか大道寺クンって帰りこっち方面だっけ??」
大道寺が来てから今までずっと口を開かなかった愛美が突然大道寺に話しかけた。
『いや違うけど。今日は用事があってこっちから帰ってんだ。』
「そうなんだ~。いつもわ反対方向だもんね!なんか帰りに見かけるのって不思議なカンジ♪帰りはどうやって…
「ま、愛美!!!!」
私は、いつもより大きい声をあげた。
「どうしたの…心?」
さすがの大道寺と愛美も少しビックリしていた。
「ゴメン。私…先に帰るね。じゃ…」
「えっ?心!?」
私は、愛美の返事も待たずに家の方向へ走りだした。


