恋のカタチ


私がこんなにも走っているのに距離が縮まらないのは、

私が遅いから…?

「…って、」

それともあっちが、動いているの…?

「……まってよ、」

私は、いつの間にか
無我夢中になっていた。

無我夢中に、よく分からない光を追い掛けていた。

「………っ、待ってェェ!!!!!!!!!!!!!!」