「あたし、少しずつだけどね、蜂川のこと友達として見ることにする。まだ好きだけど、いつか蜂川じゃない別の人を好きになれるようにする」
蘭華は黙ってあたしの隣に来て抱きしめてくれた。
「ずっと好きだったんだもんね。まだ無理だよね。でも、杏、よく決めたと思うよ。たまには話聞くからね?」
「ありがとう、蘭華」
蘭華はやっぱり、あたしの自慢の親友だよ。
辛いとき、そばにいてくれてありがとね。
恋のことは、蘭華に悪いことしたって思ってる。
もう、嫌われたと思ったよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…