うーん。 あたしのヒントどうしようかな。 「魅頼、これじゃバレちゃうよ」 あたしと愛笑ちゃんは、藍川くんのヒントを見た。 『黒髪、短髪、長身、メガネ』 「あははははは!」 愛笑ちゃん爆笑。 そりゃね、自分の見た目そのまま書くのはギャグ。 「あ、藍川くんって、見た目によらずかーなーり、ぬけてるね」 あたしが笑いながら言うと、万邪ちゃんがため息をついて言った。 「小さい時からそうなの。頭良さそうなのにぬけてるからさ…。」