「おはよ」 「おぉ、はよ」 朝はあいさつするようになった。 「ここ、うまいから行ってみ」 「あ、そうなの!?行ってみるわー」 少し気まずいけど、話せるようになった。 それだけで、心がホワホワする。 蜂川は、あたしなんて眼中にないのはわかってる。 でもね、あたし頑固だからさ。 きっと、蜂川のこと諦められないよ。