一緒に住むことになった男を、意識し始めて好きになって。
けれど男は、アユに気持ちを伝えて突然消えて。
病院で眠る男に会った。
あの時、教室を飛び出したアユは、男の元に向かったらしい。
「それでねっ、あたしがケイタって名前つけたんだけど、本当の名前も啓太だったんだよっ!」
だんだん興奮してきたアユを、じっと見つめる俺。
突然現れて、たった1ヶ月の間にアユの心を奪っていったという‘啓太’。
マジ、冗談じゃねぇ。
俺なんか、もう8年も片想いしてんのに。
そんなあっさりとアユを奪っていきやがって。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…