スタスタスタ
スタスタスタ
「ねぇ!ねぇってば!!!!はやてっ!
歩くの早いよ!ねぇってば」
やっぱり昨日のこと怒ってる?
こんなに無視されるのははじめて
しかも相手が一番、、、、 
「ふぇぇえええん」
「ひっくふぇ」
私は泣き出していた。
嫌われるのが怖い
無視されるのが怖い
いろんな気持ちがまざって耐えられなくなった。
「えっちょっゆり?」
「ひっくひっくふぇ、」
「ごめん昨日は俺が悪かった!!!
昨日あんなこといわれたからもう俺のこと嫌いなのかと、、話しかけてもっと嫌われるのが怖かったんだ!本当にごめん」
そうだったの?私と同じ?
「これからもずーっと!友達でいような?」
仲直りしたはずなのに、
友達という言葉が頭の中でリピートされる
「うっうんこれからもずっと友達、、、、」
やっぱり同じ気持ちなんてありえなかったんだ。私ばっかり期待してひとりかってに
あいつのせいにして本当に私って自分勝手だ、、、、。
「ゆり!このプリントもって?」
え?あれ?いつの間にか職員室についていた。
「うっうん」
意外にもプリントが結構おもくてふらふらした。それを見たはやてが
「お前力ねぇーな!ほらっこんだけだったらもてるだろ?」
といって私のプリントの半分を持ってくれた
はやてはみんなのノートと私のプリントを腕の上に乗せた。
そんな優しいはやてが好きだった
こんなにも優しくしてもらって
本当に胸がはじけそうなくらい嬉しかった。
だけど私たちは
((友達以上恋人未満))
この関係は変わらなかった…