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「そう言えば…この前、街で偶然アオイちゃんと会ったよ。

理玖は元気にしてる??って聞かれた。」



GW前。洋二と二人で学食に行き、遅い昼食をとっていた。


もう昼食にしては遅い時間…という事もあって、人もまばらだ。


俺は洋二の口から【アオイ】の名前を聞いて、箸を持つ手を止めた。



「え…?葵に会ったんだ…。」


「相変わらずの胸だった。」


「そこかよ…。」


「だって顔も超美人なのに、一緒に話してると、自然と視線が下の方に行ってしまうっていうくらいのデカさだろ??」



確かに…。

でも…俺が気になるのは、そこじゃない…。