陽菜の言葉を聞いて、俺も陽菜の背中に腕を回した。
何だよ。陽菜よりも俺の方が子供みたいじゃないか。
しかも単純なことに、陽菜の今の言葉だけで、今までモヤモヤしていた俺の心がスゥ~ッッと晴れていくような気がした。
「陽菜~~ホントにお前って最高な奥さんだよ。」
そう言うと、更に陽菜が笑顔になる。
あぁ~~可愛すぎる。
抱きしめた腕を少し緩め、陽菜の唇にソッと自分の唇を重ねた。
「理玖くん。もう一回して♡」
な~んて可愛い顔して言うから、もう俺止まらなくなりそうなんですけど…。
陽菜の顎を軽く持ち上げ、何度も何度も唇を重ねる。
そのまま深くなっていく…。
「…もう無理!!」
ヒョイっと陽菜を抱え、寝室へ向かった。
せっかくのご飯も冷めてしまうほど、何度も何度も陽菜と身体を重ねたのだった。

