「大丈夫だって。 じゃあ理玖くんに聞くけど、もの凄く可愛い女の子から誘われたら、付いて行くの??」 「ない!」 「私も一緒!!」 「今度の休みに結婚指輪買いに行こうな。 一刻も早く!男よけのためにも!」 朝から必死になる理玖くんが可愛くて、クスクス笑う。 私、理玖くんと居ると、ずっと笑ってるよ。 二人で手を繋ぎながら、大学へと向かう。 これから毎日こうやって二人で通えるんだ。