一言だけ呟いた。 え?? あ……って何?? どっちよ!理玖くん!? 思わずギュッと両目を瞑った。 すると… フワリと理玖くんの匂いが全身を包んだ。 「陽菜……オメデトウ。」 理玖くんの言葉に、ソロリと目を開く。 目の前に手紙を見せられて……その手紙を両手で掴み、マジマジと見つめる。 「理玖くん……内定だって。 私…合格したの?」