理玖くんが、そう言ってくれるから、本当に頑張れる気がしてきた!!



「理玖くんアリガトウ♡

今の言葉で精一杯頑張れるよ!」



自分のお腹にソッと手を当てて、瞳を閉じた。




まだ胎動は感じたことない。


でも…お腹に当てられた手は、とても温かく感じた。


きっと…本当に私の事…応援してくれてるんだ。




目を開けると、理玖くんの笑顔があった。



今までの緊張が嘘のように無くなり、すっかり落ち着いていた。




――――私…全力で頑張る!